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愛のメタ小説と、ふたりの出会い

くーるんさんとの間で目覚めた?愛のメタ小説。
10/20のコメントの続き。

頭の中のメタ小説はこんな感じ。

「あのさ? 魔子って、くる美さんのことなの?」
りろはチャット画面にそう打ち込んで、くる美の反応を待った。ちょっとして、くる美からの返信があった。
「なぁに? 魔子のモデルのこと? そうね、私に似てるところもあるけれど、どっちかと言ったら私にはできないことをやってくれる、憧れの存在でもあるよ」
「そうじゃなくてっ。魔子は、最後には九里莉の記憶を捨てて去っていっちゃうわけでしょ? くる美さんもいつか私から去っていこうとしてる?」
「どうしてそんなこと思うわけ? りろとは実際には10歳も年は離れているけれど、とても大事な友達だと思ってるし、別れる理由もないし」
「だって。こんなネットだけの関係、一方的に切られてしまったら、こっちからはどうにもならないじゃない。くる美さんに会ったことないし」
「りろとは住んでるところはずいぶん離れてるものね。でもネットのおかげでこんなに離れてるのに知り合えた、そのことの方が素敵じゃない?」
「ごまかさないで。くる美さん、わたしが修学旅行で行ったとき、会ってくれなかった」
「だからそれはごめんって。どうしても急な出張があって。りろと入れ替わりだなんて皮肉な話だけれど。お願い、わかって欲しいな」
「わかってるけど。。しょうがなかったことくらいわかってるけれど。考えれば考えるほど切なくて。もしここでなにかあって、離れ離れになったらくる美さんの手がかりなんてぜんぜんなくて、別れてしまうことを考えると寂しくて寂しくて」
「起こってもいない別れに切なくなれるのは乙女の証拠。いいわね、若いって」
「くる美さんだって、まだ26のくせに」
「こんど起動エレベーターに乗って、地球にいったら、かならずりろに会いに行く。約束する」
「いつ?」
「あんまり困らせないで。いつとは言えないけれど。でも必ずその日はやってくる」
「うん。必ず。いつか来る日の喜びを胸にしまえるのは、歳とった証拠なのかな」
「なにおませなこと言ってるのよ(笑)」

とまぁ、いい歳したオヤジはこんな妄想もして、楽しむわけです。

本編の魔子・九里莉物語、出会いのイベントのハプニングをいろいろ考えてみたりもしてるわけです。

家に帰りたくない気持ちで、ゲームイベントに寄せられた九里莉。
パラレルワールドとか、タイムパラドクスとかちんぷんかんぷん。ちょっと後悔しはじめた頃にさらに後悔を助長する出来事が。会場から二人、舞台に出てきてもらいちょっとしたゲームをやるというのだ。で、司会は明らかに、私を指名しようとしている。それは自意識過剰でも自信過剰でもなく、あの司会のちらちら見る視線から明確だ。男の子の客が大半のこのイベント、女の子の私は目立つのだろう。会場を見渡しながら、こちらに近づいてきた。あーあ。いつもならあきらめて、しかたなしに期待に応えてしまう私なんだけれど。今日はただでさえ憂鬱なんだから、お願い、勘弁してっ。
九里莉はわざと靴紐を直すフリして大きく屈む。不自然でも他の人にオハチが回るまでは起き上がらないぞー。その間の10秒が30秒にも感じた九里莉だけれど、どうやら近くのおばあちゃんが指名されたみたいだ。おばあちゃん、息子に連れられてきたのかな。ごめんねおばあちゃんっ。ぜひ豪華な景品でももらって帰って。そんな景品は期待できそうもないけれど。
反対側からはもう一人選ばれた。小学校にあがったのかあがらないのかくらいの女の子。ゲームは単純なもので、画面に現れた2択を選んでいく。選ばれた世界によってストーリーが進行していく、というものだ。
しばらくして、選択結果に興奮してはしゃぎすぎた女の子がよろけた瞬間、コードに足をひっかけてしまった。運が悪いことに、それがテコの原理となって、作り物の看板とやぐらがぐらぐら揺れ始めた。これは倒れてしまう!会場のみんながどよめき、だれもが結果が予想できるのに、誰も飛び込んで助けることができない。いちばん近くにいるおばあちゃんは動揺している上に、体の自由が利かない。女の子が下敷きになってしまう!
なんてことだろう。わたしが選ばれていたら、その場で女の子を避難させることができたのに! わたしが自分勝手な選択をしたばっかりに! 後悔でいっぱいになった九里莉の脳内で、不思議なくらい自分がステージに立った場合のシーンが思い浮かべることができた。会場のざわつきに気が付き、反射的に女の子を抱きかかえてその場を離れる・・・。
抱きしめた女の子は想像以上に、いや不自然に重かった。抱きかかえるつもりが、持ち上げることさえできずに、体がもつれて、その場にふたりで倒れ込んでしまったのだ。このままふたりとも下敷きになっちゃうの!? というか、これって想像じゃなくて現実なの??!!

しかし実際には何も倒れこなかった。さらに驚いたことに、抱きかかえたつもりの女の子は、たしかに女の子には違いなかったけれど、九里莉と同い年くらいの背格好の、ゴスロリの格好したツインテールの美少女だった。わたしに抱きしめられて押し倒された彼女は、わたしをきつくにらんでいる。会場はその不思議なハプニングを、半分好奇な目で見ている。なにがなんだかわからないけれど、九里莉は真っ赤になって、ゴスロリの女の子のドレスに顔をうずめた。



魔子は魔子で、小さな女の子の惨事を防ぐため、女の子に成り代わってステージに立っていた、というオチ。もちろんコードなどを引っ掛けることもなかったということ。
うーん、ちょっと詳細がぎこちないなぁ。

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